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神棚に入れるお札には、どんな種類があるの?

神棚を迎えようと思ったとき、
意外と迷いやすいのが、
「神棚にはどのお札を入れればいいのか」ということです。

神社で授かるお札には、
いくつかの種類があります。

聞いたことはあっても、
それぞれの違いまでは、少しわかりにくいものかもしれません。

神宮大麻。
氏神さまのお札。
崇敬神社のお札。
参拝先で授かったお札。

名前だけを見ると難しく感じますが、
ひとつずつ知っていくと、
神棚にお祀りする意味が少し身近に感じられるようになります。

今回は、はじめて神棚を迎える方にもわかりやすいように、
神棚に入れるお札の基本をまとめてみました。


神棚は、お札を大切にお祀りする場所

神棚というと、
棚そのものや宮形を思い浮かべる方も多いかもしれません。

けれど神棚は、
ただ飾るためのものではなく、
神社で授かったお札を大切にお祀りするための場所です。

お札は、
神さまのお力をいただき、
家の中で日々手を合わせるために授かるもの。

神棚にお札をお祀りすることで、
家の中に、感謝や祈りを向ける場所ができます。

朝、手を合わせる。
一日の無事を願う。
家族のことを思う。
今日も暮らしが続いていることに、ふと気づく。

神棚にお札をお祀りすることは、
暮らしの中に、そうした小さな時間を持つことでもあります。


1. 神宮大麻とは

神棚にお祀りするお札として、
まず知っておきたいのが神宮大麻です。

神宮大麻とは、
伊勢神宮のお札のことです。

「大麻」と書くと少し驚くかもしれませんが、
これは古くから使われている言葉で、
一般的には「じんぐうたいま」と読みます。

伊勢神宮は、
日本の神社の中でも特別に大切にされてきた神社です。

神棚では、この神宮大麻を中心にお祀りする考え方があります。

はじめて神棚を迎えるとき、
「まずどのお札をいただけばいいのだろう」と迷ったら、
神宮大麻を知っておくと安心です。

難しく考えすぎる必要はありません。

神棚にお祀りするお札の中心として、
伊勢神宮のお札である神宮大麻がある。

まずは、そのように覚えておくとよいと思います。


2. 氏神さまのお札とは

次に知っておきたいのが、
氏神さまのお札です。

氏神さまとは、
自分が住んでいる地域を見守ってくださる神さまのことです。

つまり、
その土地に暮らす人々にとって、
身近な神社の神さまです。

家を建てたとき。
引っ越してきたとき。
新しい暮らしを始めたとき。

その土地で日々を過ごしていく中で、
氏神さまにご挨拶をすることは、
今いる場所を大切にすることにもつながります。

神棚に氏神さまのお札をお祀りすることは、
自分たちが暮らしている土地とのつながりを大切にすること。

毎日を過ごす場所に、
静かに感謝を向けることでもあります。

「自分の氏神さまがどこの神社かわからない」
という場合は、近くの神社や地域の神社庁などで確認できることがあります。

神棚を迎えることは、
家の中だけで完結するものではなく、
地域や土地とのつながりを見つめ直すきっかけにもなるのです。


3. 崇敬神社のお札とは

もうひとつ、
神棚にお祀りするお札として知っておきたいのが、
崇敬神社のお札です。

崇敬神社とは、
自分や家族が特に大切に思っている神社のことです。

たとえば、
昔からよくお参りしている神社。
人生の節目でお世話になった神社。
家族にとって思い入れのある神社。
商売繁盛や合格祈願などでご縁を感じている神社。

住んでいる地域の氏神さまとは別に、
自分たちが心を寄せている神社がある場合、
そのお札を崇敬神社のお札としてお祀りします。

神棚は、
決まりごとだけで成り立つものではありません。

そこには、
自分たちの暮らしの歴史や、
大切にしてきたご縁も重なっていきます。

崇敬神社のお札をお祀りすることは、
そうしたご縁を、暮らしの中で大切にすることでもあります。


4. 参拝先で授かったお札はどう考える?

旅行先や初詣、
大切な節目の参拝でお札を授かることもあります。

そうしたお札も、
大切に扱いたいものです。

神棚に余裕がある場合は、
神棚の中や近くに丁寧にお祀りします。

ただし、
お札が増えてくると、
すべてを神棚の中に納めることが難しくなる場合もあります。

そのときは、
無理に詰め込むのではなく、
神棚の横などに丁寧に並べるという考え方もあります。

大切なのは、
授かったお札を雑に扱わないこと。

引き出しの奥にしまい込んだままにするよりも、
目に届く場所で、
感謝を向けられるようにすること。

お札は、数を増やすことが目的ではありません。

自分たちにとって大切なご縁を、
日々の暮らしの中で忘れずにいるためのものだと思います。


一社造りと三社造りで、納め方は少し変わる

神棚には、
お札を一列に重ねて納めるものと、
横に並べて納めるものがあります。

代表的なのが、
一社造り三社造りです。

一社造りは、
扉がひとつの神棚です。

三社造りは、
扉が三つあり、お札を横に並べてお祀りできる神棚です。

一般的には、
三社造りの場合は、中央に神宮大麻、向かって右に氏神さまのお札、向かって左に崇敬神社のお札をお祀りします。

一社造りの場合は、
手前から神宮大麻、氏神さまのお札、崇敬神社のお札の順に重ねて納める形が紹介されています。

ただ、ここで大切なのは、
形式だけを覚えることではありません。

どのお札を、どんな思いでお祀りしているのか。
その意味を知ることで、
神棚に手を合わせる時間が、少し深くなります。

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どのお札をお祀りすればいいか迷ったら

はじめて神棚を迎えるとき、
すべてを一度に整えようとすると、
少し難しく感じるかもしれません。

神宮大麻。
氏神さまのお札。
崇敬神社のお札。

それぞれに意味があり、
どれも大切なお札です。

けれど、
一番大切なのは、
正しく整えることだけに気を取られすぎないこと。

神棚は、
暮らしの中で手を合わせるための場所です。

まずは、
自分の暮らしにとって無理のない形で、
お札を大切にお祀りすることから始めてよいと思います。

わからないことがあれば、
お札を授かった神社で尋ねてみるのも安心です。

神社の方に聞くことは、
失礼なことではありません。

むしろ、
きちんと大切にしたいという気持ちの表れだと思います。


お札を知ると、神棚が少し身近になる

神棚に入れるお札の種類を知ると、
神棚が少し身近に感じられるようになります。

伊勢神宮のお札である神宮大麻。
今暮らしている土地を見守る氏神さまのお札。
自分や家族が大切に思う崇敬神社のお札。
参拝先で授かった、ご縁のあるお札。

それぞれのお札には、
それぞれの意味があります。

神棚に手を合わせるとき、
ただ形式としてお参りするのではなく、
「どんなご縁に手を合わせているのか」を思い出す。

それだけで、
日々の祈りは少しやさしく、
少し確かなものになる気がします。

神棚は、
難しい作法を完璧にこなすためだけのものではありません。

暮らしの中に、
感謝を向ける場所をつくるもの。

大切なご縁を、
家の中で静かに思い出すためのもの。

お札のことを知ることは、
神棚のある暮らしを、
自分たちらしく始めるための小さな一歩です。


かみさまとおうちが考える、神棚のある暮らし

かみさまとおうちは、
神棚を、特別な人だけのものではなく、
今の暮らしに自然となじむものとして届けたいと考えています。

神棚に入れるお札の種類を知ること。
氏神さまを知ること。
大切にしたい神社とのご縁を思い出すこと。

それは、
自分の暮らしがどこにつながっているのかを、
静かに見つめ直す時間でもあります。

大きな和室がなくても。
昔ながらの住まいでなくても。
毎日完璧に整えられなくても。

家の中に、
手を合わせる場所がある。

その小さな場所が、
今日を大切に過ごすきっかけになりますように。

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