大人になると、
「こうなりたい」と願うことを、
少し恥ずかしく感じることがあります。
現実を見なければ。
自分で努力しなければ。
願っているだけでは、何も変わらない。
たしかに、それも間違いではありません。
でも、
願うことは、何かに頼りきることではないと思うのです。
「願うということは、自分が大切にしたいものを知ること。」
家族が元気でいてほしい。
仕事がうまくいってほしい。
新しい挑戦を、最後までやり遂げたい。
大切な人が、笑って過ごせますように。
願いを言葉にすると、
自分が何を大切にしているのかが、
少しだけ見えてきます。
そして、その願いを忘れずにいることで、
今日の行動がほんの少し変わることもあります。
もう一度やってみようと思えたり。
誰かに優しくできたり。
当たり前だった毎日に、
感謝できるようになったり。
だから私たちは、
願うことを弱さだとは思いません。
むしろ、
「大切なものを、大切だと思い続けるための強さ。」
なのかもしれません。
神棚に手を合わせることも、
だるまに願いを込めることも、
縁起物を暮らしのそばに置くことも。
それだけで何かが叶う、
ということではありません。
けれど、目にするたびに、
「あのとき、何を願ったのか。」
を思い出すことはできます。
願いは、
誰かに見せるためのものではありません。
大きな願いでなくてもいい。
うまく言葉にできなくてもいい。
心の中に、
ひとつ大切なものがあるだけでいい。
願うことは、弱いことではない。
今日もそれぞれの暮らしの中にある願いが、
そっと大切にされますように。

モダン神棚のかみさまとおうち
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