しきたりや決まり事だけではない、神棚をお祀りする意味。
昔からの風習で、なんとなく実家などに神棚があった、という方も多いかと思います。子供の頃などは、あまり神棚の事を意識した事が無かったかも知れません。大人になるにつれ、神棚と向き合うことがいかに自分に様々な良い影響を与えているかと感じる事が多くなってきました。
人間は、何か対象がないとなかなか自分の考えや気分を整える事が難しく、そのきっかけとしても神棚はとてもありがたい存在です。毎朝でも、毎晩でも、自分が崇敬する神社や氏神様からいただいた神札が納めされた神棚に向かい、今日一日の希望や決意に思いを馳せたり、無事に一日を終えたことへの感謝を述べると、不思議と気持ちがスッキリと入れ替わる感覚になります。
神棚の効果、というと化学的な根拠は何も無いのかも知れません。しかし、神棚に毎日向かい合うとこで、精神に良い効果をもたらすという事はきっとあることでしょう。信じることで気持ちが変わり、気持ちが変われば行動や体調も変わります。まずは簡単な神棚でも、設置してみて、向き合ってみる。自分にできることから始めて、心の変化を感じてみてください。