朝、神棚に向かっていると、隣から「何しているの?」と声がする。
いつも何気なく続けていることも、子どもに聞かれると、どう説明したらよいか迷うものです。
難しい言葉を並べなくても、まずは「自分がどんな気持ちで向き合っているのか」を話してみませんか。神棚についての小さな問いは、家族が大切にしていることを伝えるきっかけになります。
まずは「神さまをお祀りする場所だよ」から
神棚は、神社で受けたお神札をお祀りする場所です。神社本庁の案内でも、家庭でお神札を大切にお祀りすることが紹介されています。
子どもには、例えばこんなふうに。
「神社からいただいたお札を大切にして、おうちでも神さまにご挨拶する場所だよ」
一度にすべてを説明しようとせず、聞かれたことに一つずつ答える。そのくらいの短い会話から始めてみてはいかがでしょうか。
「どうして?」には、自分の気持ちを添えて
「どうしてお参りしているの?」と聞かれたら、わが家で大切にしている気持ちを添えてみます。
「うちでは、今日もみんなで過ごせることを、ありがたいなと思ってご挨拶しているんだよ」
「おばあちゃんが元気でいてくれたらうれしいな、と思っていたところだよ」
これは、決まった説明や唱える言葉ではありません。自分が何を思って神棚に向かっているのかを、子どもに分かる言葉へ置き換える例です。
立派な答えを用意するより、その日の本当の気持ちを話すほうが、自然に伝えられることもありそうです。
分からないことは、一緒に確かめる
会話が続けば、「お札には何が書いてあるの?」「あの神社でもらったの?」と、次の疑問が生まれるかもしれません。
答えが分からないときは、「今度、神社で聞いてみようか」と返してもよいのではないでしょうか。
お神札を受けた日のことを話す。家族で訪れた神社の写真を見返す。次にお参りしたとき、気になったことを尋ねてみる。
そうして一緒に確かめる時間も、わが家と神社とのつながりを知る機会になります。
興味を持った、その気持ちを大切に
話を聞くだけの日もあれば、隣に立ってまねをしてみたくなる日もあるでしょう。
すぐに同じようにできることを求めず、まずは「気になったんだね」と受け止めてみる。お参りの作法を伝えるときも、一つずつ、落ち着いて。
親子であっても、感じ方や興味の持ち方はそれぞれです。神棚を通じた会話が、気持ちを押しつける時間にならないようにしたいものです。
「神棚ってなに?」
その問いに答えながら、大人もまた、自分が何を大切にしているのかを言葉にしていく。そんなやり取りが、わが家らしい祈りの風景になっていくのかもしれません。
かみさまとおうちについて
かみさまとおうちは、現代の住まいになじむ神棚や神具、願いを込めて飾る「願い小だるま」などをお届けしています。人と神さまとのつながりが、日々の暮らしの中で続いていくことを大切にしています。ブランドについて
おうちに迎えるものを選ぶとき、その姿だけでなく、家族とどんな時間を過ごしたいかにも思いを巡らせていただけたらうれしく思います。

モダン神棚のかみさまとおうち